こしあん

材料(250g~300gの仕上がり)
・小豆: 125 g
・ザラ糖 : 80 g(生あんの重さを目安にもしてみてください)
・水: 500cc + 50cc
・塩: 少々

作り方

1.小豆をボウルにいれ水でさっと洗いザルにあげます。このときボウルの水の中から浮いてくる豆がいくつかあったらそれは捨ててくださいね。
鍋に洗った小豆とたっぷりの水(分量外)をいれ火にかけます。沸騰したら火を止め蓋をし、豆の表面に少しシワがつくくらいまで10分ほど蒸らします。

2.蓋をとり豆をザルにあげて、灰汁は捨てます。再び豆のみを鍋に戻し、水500ccを入れ火にかけます。沸騰したら弱火にし、45分~1時間ほどじっくりと煮ます。
途中アクがでたらすくいとってください。豆は水かさが減ってきて水面から顔を出す前に、差し水を数回すこしづつ入れて煮ていきます。

3.豆を一粒とりだし火傷に注意しながら指で潰してみて、芯がのこらず簡単につぶせて、乾いたような白っぽさがなく半透明感になっていれば煮あがりです。
火を止めて煮えムラをなくすために蓋をして5分ほどおきます。蓋をとりザルで煮汁を漉し、この煮汁はあとで使うので捨てずにボウルにとっておきます。

4.3の豆を別のボウルにうつしいれ、棒やマッシャーなどで潰します。潰した豆にかぶるくらいの水(分量外)をいれかるく混ぜます。
別のボウルに目の細かいザルや漉し器などで裏ごしし餡汁をとります。もとのボウルに豆をふたたび戻し入れ、同様にかぶるくらいの水(分量外)をいれかるく混ぜます。
また別のボウルにさきほどと同様に漉し器で裏ごししよくよく餡汁をとります。(漉し器の裏についた餡もヘラなどでよくこそぎいれてくださいね!)
3の煮汁・はじめの餡汁・最後の餡汁が揃いました。皮だけになった豆かすは捨ててください。

5.4のはじめの餡汁に3の煮汁、最後の餡汁をいれてひとまとめにし30分ほどおき沈殿させます。層になったら、そっと上澄みの水を捨て餡汁ぎりぎりになったらとめます。(この捨て水は使わないので捨ててOKです!)

6.5で残った餡汁にたっぷりの水(分量外)をそそぎいれお玉などでよくかき混ぜ今度は20分ほどおき沈殿させます。
再び層になったら上澄みの水を捨て餡汁ぎりぎりになったらとめます。同様の作業をもう一度繰り返し、今度は15分ほどおき沈殿させ、上澄みの水を捨て餡汁のみにします。(最後は水と層の境目がかなりはっきりとしてきますよ!)

7.6をボウルにさらし(我が家はないので三角コーナーにしく不織布を2枚重ねています笑)などを敷いて流しいれ水気がなくなるまでぎゅうっと絞ります。
ついに生あん(ポロポロの状態のあんのこと)がとれました!

8.鍋にザラ糖と水50ccをいれ火にかけザラ糖をかるく溶かします。7の生あんをすべていれ木べらなどで強火にかけよく練っていきます。(はねて火傷しやすいので長手袋などをしながら気をつけて練ってくださいね!)
なべ底がみえてきてゆっくり戻ってくるくらいいのかたさになったら火をとめます。塩をいれまぜます。(すっきりとした甘みをひきたたせるためにいれます)
使用用途によってかたさは調節してくださいね。少しゆるめでも冷めるとけっこうかたまりますよ。

9.バットにかたまりでとりわけて粗熱がとれたらできあがり!(乾燥しやすいのですぐに使用しない場合はラップをかけたり保存容器などにうつしかえてくださいね!)

備考
*ザラ糖はあんこに合う甘味のため使用しました。他の砂糖でもOKです。
*保存容器で冷蔵保存2-3日程度です。甘さ控えめなのでお早めにおめしあがりください。
*市販のこしあんにくらべ甘さ控えめな仕上がりです。甘めが好きな方は生あんを計量してその半量に砂糖を増やしてみてくださいね。
*基本の糖度はおよそ-6-7割といわれていますがかなり甘めです…。甘さは保存のためでもありますね。

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